カラーチャート通りのカラーにするために

目次

髪質の見極めとベースカラーの調整

お客様のご希望のカラーをお伺いしていて明るさ、色味の希望が決まりさて染めましょうとなった時にその希望のカラー剤を使ってもなかなか思い通りの髪色にはならないことが多いです。色々と試行錯誤を重ねながらカラーの調合をしたりしていますがチャートド通りのカラーを再現するにあたって大切なのは髪質の見極めとベースのカラーの調整というところが大事ということに至りました。

そのお客様のもともと持っている髪の毛の色素、赤系の色素が強いのか、黄色系か、グレイ系かに大きく分かれるのですがその見極めをせずにただ希望のチャートの番号の薬を使ってもその色にはなりません。色素を見極めたうえで補色といってベースのカラーにプラスして希望の色味に近づけていくことが必要です。

地毛の色素と以前のヘアカラーの際の残留色素というのも大事な要素となります。前回染めたカラーの色素が残っていると希望のカラーで染めてもやはりうまくいい色に染まっていきません。残っている色素にあわせて補色を入れいていくことでより希望の色に近づいていきます。

ブルー、グリーン、スモーク

当店で扱っているTHROWカラーの補色として上記の3種類があります。最近オーダーを頂くカラーでは寒色系のカラーがとても多いので赤みを打ち消す補色がとても重宝します。特に赤みが強い場合は補色の割合が50%を超えることもあります。色味がとても強調されるので赤みがよほど強い方には補色の割合が高くなってきます。

白髪染めのお客様にもこの補色を混ぜることが多くあります。白髪染めというとどうしても赤みが強くなってしまうイメージではありますがこのカラーを効果的に使うことでかなり綺麗に寒色系の白髪染めを出来るようになっています。

一度では完成しない場合も

もともと持っている色素が強い場合や前回のカラーの残留色素が残っている場合は一度のカラーでは理想通りのカラーにならない場合もあります。その場合は繰り返い染めていき色素のベースを整えて染めていくことで綺麗に染めていくことが出来るようになります。繰り返すごとに本当にどんどん綺麗なカラーが入るようになっていきますので一度ではなく継続してカラーをしていくことをおススメしています。

髪質や色素の傾向は人によって様々で同じ配合に毎回することはあまりありません。そのときそのときの髪の状態をしっかりと見極めてお客様のご希望のカラーに近づくようにしていきますのでお気軽にご相談ください。

皆様のご来店をお待ちしております。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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