オレンジを消すカラーレシピ

目次

髪色がオレンジになりやすい

ヘアカラーをしていて髪質によっては髪の色がどうしてもオレンジになりやすいという方も多いですよね。もともとの髪の毛の赤みが強い方はどうしても髪色がオレンジになりやすいものです。日本人の髪の毛の特徴として赤みが強いというのがあるのでなおさらオレンジに傾きやすいのです。なのでアッシュ系などの寒色系に染めたいと思ってもなかなか思い通りの髪色になりにくいのです。

 

赤みが強い髪の毛に希望の色のアッシュ系のカラーを使ってももともと持っている赤みを取りきることが出来ずに赤みが残り仕上がりがオレンジになってしまうということはよくあります。赤みの強い髪の毛の赤みを綺麗にとるためのレシピを次章では解説していきます。

赤みOFFのレシピ

うちのお店ではTHROWカラーというカラー剤を使っています。このカラーの特徴として赤みを消すということに関してとても優れたカラー剤です。赤みが強くオレンジ系になりやすい髪質の方はこういった赤みを消す力が強い、寒色系が綺麗に出やすいカラー剤を使っている美容室を探してみるといいでしょう。

赤みをOFFするにあたってまずは毛髪診断とカラーの履歴の確認、ご希望の髪色の確認をしていきます。髪の毛のもともとの色素というのが赤系、黄色系、グレイ系に分かれいてどの系統なのかをみていきます。黄色系、グレイ系の方は比較的綺麗に寒色がでやすいのですが赤系の方は仕上がりがオレンジに特になりやすいです。

カラーの履歴の確認では最近のカラー履歴を確認し残留色素を見ていきます。赤系の色素が残っている場合はやはりオレンジ系になりやすいのでカラー剤を変えるなどの対処が必要となります。毛髪診断、履歴の確認を踏まえつつご希望のカラー、明るさや色味を確認し今の状態を踏まえて一回で出来るのか出来ないのかを見ていきます。髪の状態によっては出来るもの出来ないものがあるのでその辺を踏まえて相談しながら決めていきます。

オレンジを消す鉄板レシピ

しっかりとカウンセリングをして出来ること出来ないことを踏まえて納得してもらったうえで施術に入っていきます。

鉄板レシピということですが基本的に

12/M 30% GREEN 20% BLUE 30% をベースに残りの20%を希望の色に合わせて調合していくというような感じが多いです。この基本レシピでかなり赤みが消えます。オキシは4.5%~5%くらいで調整します。

一回だけでもかなり赤みが取れますが繰り返し染めていくことでより綺麗なカラーになっていきます。今後ももっと研究をしていきよりいいレシピが出来るようにやっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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