赤みをなくし綺麗な寒色系に
最近ご来店いただいているお客様で何度かカラーをさせて
いただいているうちに段々と綺麗な寒色系のカラーが実現して
きているお客様が増えています。始めてご来店の際には
赤みが強い状態でご来店頂いたり、カラーがかなり暗い状態で
いらっしゃったりすることもあるのですがそこから何度か通って
いただいて赤みをとるためのプロセスをひとつづつやっていくことで
段々と綺麗に赤みが取れていき綺麗な寒色系に近づいていきます。
ブラウンを使わないカラー
綺麗な寒色系のカラーを作っていくにあたって赤みの原因となる
ブラウン系のカラー剤は一切使いません。アッシュ系やマット系、
ブルーやスモーク系などの無彩色のカラー剤だけで調合していき
ます。うちのお店で扱っているカラー剤「TOEL」は寒色系の
カラーがとても綺麗に発色してくれるカラーになるので回数を
重ねるごとにかなり赤みをなくしてくれます。もともとの髪の毛の
状態にもよりますが3回くらい通って頂くと段々といい感じのカラーに
近づいていきます。赤みをとるというこのベースづくりがとても大事に
なってくるのでその期間は特にカラー剤の調合は赤みをしっかりと
とることが出来るカラー剤を重ねていきます。
ダメージに配慮して
何度か赤みをとるカラーを繰り返していくと明るさと色素が
いい具合になっていきます。そうなると希望のカラーが入りやすく
なります。ここまで作っていくのにはもともとの髪質や
残留色素などにもよりますが4か月~半年くらいの期間を目安に
考えていくことをおススメします。もっと早く赤みを抜くという
ことも出来るのですが早くやろうとすればするほど強い薬を
使うことになるので髪の毛に負担がかかりやすくなります。
極端な話一気に赤みをとるということを考えるとブリーチを使って
染めてしまえば赤みは取れますがダメージがかなり出てしまうので
あまりおススメはしません。この時期までにはという期限の目安が
ある場合もあると思うので髪のダメージといつまでにというところの
バランスをとって丁度いい具合にカラーの計画を考えていきます。
綺麗なベースあってこその素敵なヘアカラー
綺麗なベースが出来たら色々とカラーを楽しんでみましょう!
寒色系でもマット系やモノトーン、ブルー系やスモーク、寒色系の
ヴァイオレットなどバリエーションの幅がかなりあります。
毎回少しづつでも色味を変えてみて色々とヘアカラーを楽しんで
みるといいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。