TOEL カラー剤の特徴

赤みを削る力が強い

TOELカラーを使い始めて半年ほどになります。最近使っていて感じることとして前から思ってはいたのですが赤みを削る力が改めて強いなという感じです。日本人の髪の毛の特徴として黒の色素が強くキレイな寒色系になりづらいというのがありました。しかし最近のカラー剤の進歩により赤みをできる限りとりきれいな寒色系のカラーが出せるようになってきました。TOELカラーも同様に日本人の髪質の特徴をカバーし寒色系をいい感じに出すことができます。

アッシュ系やマット系の薬はもちろんですがナチュラル系の薬やヴァイオレット系の薬も割と寒色系のクールなイメージの仕上がりになってくれます。明度を出す力が力が強く暗い髪もかなり明るくすることができるような印象です。明るくする薬でしっかりと明度を上げつつ高彩度の薬でしっかりと色をのせていくというイメージで薬を作っていくときれいなカラーの仕上がりになっていきます。

 

お気に入りはBLUEとFOG

寒色系のカラーをいい感じに出すためによく使う薬がBLUEとFOGの2つです。この2つは色味がとても濃く設定されているのでより深い寒色系を目指すときは必須の薬だと思います。基本的な考え方としては高明度の薬である程度明るさと赤みを削っていくことをイメージします。そこに明るさの調整と色味の調整をするための薬を混ぜていきます。さらに色味を強調するためのカラーを数種類混ぜていくといった感じで薬を調合していきます。更にダメージのコントロールをするためにオキシのパーセンテージも計算していきます。

きれいな仕上がりをイメージして薬を調合していくと大体少なくて5種類、多いときは8種類くらいの薬をいつの間にか混ぜているときもあります。その時の髪の毛の状態によって微妙に配合を変えて染めていくので全く同じ調合にするというのはあまりないかもしれません。髪の毛の状態や残留色素によっては同じ薬を使っても同じ仕上がりにならないということもあるのでその時の髪の毛の状態を重視して調合するようにしています。

カラーのデザインや調合の方法も様々な考え方があり新しいものがどんどん出てくる世界なので日々いろいろな情報に触れてより素敵なカラーを提供できるように今後もしていきます。

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