明るい白髪染めのレシピ

目次

カラー剤のmix

明るい白髪染めというオーダーは以前から多いのですがTHROWカラーを使い始めてから約半年、明るめの白髪染めをするためのカラー剤の使い方が劇的に変化しました。基本的におしゃれ染めはTHROWカラー、白髪染めはオーガニックカラーという具合で分けて使っているのですがここ最近はほとんどmixして使うことが多いです。むしろミックスしないときのほうが少ないのではというほどほとんどのカラーで3色以上の薬を混ぜてより細かなオーダーに応えられるように工夫しながら作っています。

最近よく作るカラー剤のレシピはハイトーンのマット系、ブルー、グリーン、アッシュを希望の明るさに合わせて混ぜていきます。これらのカラーをベースに白髪染めの薬のアッシュ、マット、ベージュを混ぜることで白髪の染まり具合を調整するイメージで調合していきます。グレイカラーの場合の多くは赤みがかった仕上がりになりやすいのでどちらかというと赤みを抑えて寒色寄りのグレイカラーを作るために寒色系の薬を多く配合しています。

退色も考えて作っています

明るめの白髪染めをするにあたってベースのカラーを整えるということがとても重要になってきます。明るくするためにはベースの明るさを均一にする必要があります。以前にカラーをしているところの残留色素がどれだけ残っていてその色素をとるためにはどの強さの薬を使うべきなのか、どの明るさに仕上げるべきかなど様々な条件に合わせてカラーを考えていきます。

場合によっては明るめのカラーにしていくために一度赤みの色素を極力削るために一度暗くしなければならないこともあります。退色した時の赤みの削れ具合を想定してカラーを調合していくので抜けてきた時に綺麗に退色していくように考えています。

繰り返すほど綺麗なカラーが

一度のご来店で明るめの綺麗な白髪染めというのはなかなか難しい場合もあります。何度か通って頂くとより綺麗な明るめのカラーを実現することが出来ます。カラーをするたびに目的が変わってきます。最初のうちはベースカラーを整えて明るくするための土台作りから始まり徐々に明るさを出していきます。ベースのカラーが出来てくるとそこに色味を入れてみたりハイライトなどデザインカラーも楽しむことが出来ます。

そういう風に何度も通って頂くと髪の状態も把握することができより素敵な髪色になっていきます。お客様に安心して通って頂けるお店作りを今後も努力していきますので皆様のご来店を心よりお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

関連記事

  1. 就活生のための成功する髪形の法則

  2. 長く通える美容室

  3. 縮毛矯正のダメージコントロール

  4. 前髪縮毛

  5. 酸熱トリートメントが好評です☆

  6. グレイヘアという選択

  7. 頭皮を健康な状態に

  8. 長所をみるということ

  9. 雨×髪の毛×うねり

  10. 土日のご利用は早めのご予約を

  11. ショートボブのカットはどのくらいの頻度ですればいいの?

  12. 美容室でのマスク着用に関して