ヘアカラーをするとどうしても仕上がりがオレンジっぽくなってしまいます。本当はアッシュ系など寒色系にしたいのですが中々うまく染まりません。かといってブリーチはしたく無いですし・・・。何かいい方法はありますか?
そうですね。オレンジに仕上がりやすいという方は元々の髪の毛の色素で赤みが強い場合が多いです。
最近のカラー剤では赤みを綺麗に打ち消して綺麗な寒色に仕上げてくれるものも多くなっています。薬剤の配合次第でもコントロールすることも出来るので詳しく解説していきます。
日本人は赤みが強い
元々日本人の持っている髪の毛の色素は赤みが強い場合が多いです。
髪の毛のメラニンタイプとして大きく赤・黄・グレイに分けられるのですが多くの日本人が赤系のタイプです。
黄色やグレイ系のメラニンタイプの方は寒色系のカラーがとても綺麗に入るので逆にオレンジ系が入りにくかったりします。
赤系のメラニンタイプの方は寒色系で染めても赤みが取りきれずに仕上がりがオレンジっぽい感じになってしまうということが多いのですね。
赤みをしっかりと削る配合
赤みをしっかりと削るための配合としてベースの寒色系のカラーに加えて補色としての色味をプラスしてあげる必要があります。
髪質や現在の髪色など様々な要素があるので配合のバランスの細かい部分に関しては経験による部分が大きくなりますが基本的な赤みを消す配合としてはブルーとグリーン、スモークといった補色のバランス感が大切です。
ベースのアッシュ系の薬に対して補色のカラーを多いときだと50%ほど混ぜていきます。
50%も?と思うかもしれませんが綺麗に赤みを打ち消すためにはこのぐらい攻めた感じで薬剤を作っていくといいと思います。
回数を繰り返すごとに少しづつ
そうはいっても一回のカラーで完璧に綺麗な寒色に仕上げるというのは出来る場合と出来ない場合があります。
何度か継続的にこうした赤みを削るカラーを繰り返すことで段々と赤みがなくなっていき理想的な仕上がりになっていきます。
髪質によって薬剤の反応も違ってくるので3回くらいは様子を見ながらカラーをするといい感じのベースが整ってきてより満足のいく仕上がりになっていくと思います。
自然の退色ということも含めて考えていくので2ヶ月に一度くらいで3回だと半年くらいかけていい感じの髪色を作っていけるといいと思います。
一度だけでは出来ない部分もあるので少し長い目で考えて素敵なヘアカラーを楽しめるといいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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