アッシュ系の白髪染め

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薬を調合することで綺麗なアッシュに

ここ最近白髪染めのオーダーでアッシュ系にしたいというオーダーが増えています。数年前まではアッシュ系の白髪染めというのはあったことはあったのですがあまり綺麗に染まらずイマイチ綺麗なカラーが出来ませんでした。ここ数年のカラー剤の進化が目まぐるしくかなりアッシュ系のカラーがよくなりました。日本人の髪質的に今まではアッシュ系が綺麗にでないということが多かったのですが日本人の髪色の特徴である赤みが強いという部分をかなり消してくれる薬が開発されています。

赤みを綺麗に消してくれる薬が出てきてからおしゃれ染め、白髪染めを問わずにアッシュ系が今までに比べて格段に綺麗に入るようになっています。髪質やなりたい髪色によりですが3種類から5種類、場合によってはもっと多くなることもありますが数種類の薬を混ぜることでかなり希望の色に近づけることが出来るようになっています。(髪質などによっては一度では出来ない場合もあるのでご相談ください)

グリーン、スモーク、ブルーを効果的に

アッシュ系のカラーを綺麗に出すために重宝している薬がグリーン、ブルー、スモークの3種類です。寒色系のカラーを綺麗に出すために欠かせないこれらのカラーですが白髪染めに一定の割合で混ぜることで今までのカラーでは出すことのできなかったカラーにすることが出来ます。

基本的には白髪染めを50%、上記の3種類の薬を20%、残り30%は希望の色味と髪質、明るさを考慮して染めていくことが多いです。以前は単色で染めることが多くこんなにカラーを混ぜることはありませんでしたが混ぜることで色の幅が広がる楽しみを覚えてからは細かい調合で混ぜるのがとても楽しくなっています。

繰り返すほど綺麗に染まっていきます

一度のカラーで最高の仕上がりになるのが一番なのでしょうが繰り返し染めていくことでより綺麗なアッシュ系のカラーに近づいていきます。カラーの発色の仕方や色の退色の具合などは人それぞれで大きく違ってくるので何度か染めていくことでカラー剤の反応のクセや退色の仕方などを見極めて染めることが出来るようになります。

何の施術でもそうかもしれませんがこれでいい。これで完成というのはないと思うので常に少しづつ変化を付けたカラーを楽しむのもいいのではないでしょうか。ご希望に合わせてご相談のうえ最適なカラーリングを提供していきますので皆様のご来店をお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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